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リンゴモザイク病被害葉 (王林) |
病原菌 |
ApMV (applemosaic ilarvirus) |
病徴 |
葉に黄白色の鮮やかな斑紋が生じる。斑紋は葉脈に沿って網目状に現れたり、葉脈間に不整形の大型斑紋になったりする3)。
樹全体に発病することもある。果実には異常が認められない。樹勢が慢性的に衰弱するが、激しい衰弱や枯死に至ることはない3)。 |
伝染 |
接ぎ木接種すると、2ヶ月で発病する。罹病樹は春の発芽後2〜3週間で症状を現わす。また接ぎ木接種によってアンズ、ウメ、スモモ、ボケに感染発病する3)。
リンゴ品種では紅玉、恵、デリシャス、福民などは感受性だが、このほか祝、国光、印度、スターキングデリシャス、リチャーレッドデリシャス、紅魁なども発病する3)。 |
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