シンポジウム
遺伝子実験施設シンポジウムについて
主として、分子生物学・生化学の分野における最先端の研究に携わる研究者に講演を依頼し、また本学における医学、農学、基礎生物学分野の遺伝子研究を数人の教員が紹介いたします。これにより、全国の研究者との研究交流を図るとともに、学内における学部横断的な研究交流を推進することを目的としております。
過去遺伝子実験施設で行われたシンポジウム一覧
回 | 日時 | 演題 | 演者 | 演者所属 |
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第1回 | H5.11.26 | 植物育種と遺伝子研究 | 新関稔 | 弘大農学部 |
赤血球と赤芽球特異的転写因子GATA-1 | 伊藤悦郎 | 弘大医学部 | ||
アミノアシル化反応におけるtRNAの識別機構 | 姫野俵太 | 弘大理学部 | ||
大豆カルコンシンターゼ遺伝子ファミリーの構造と発現 | 赤田辰治 | 弘大遺伝子実験施設 | ||
第2回 | H6.11.22 | 遺伝暗号の進化 | 武藤あきら | 弘大理学部 |
低分子量RNA病原体”ウイロイド”の病原性と分子分化 | 佐野輝男 | 弘大農学部 | ||
肝臓移植と遺伝子学的研究 | 袴田健一 | 弘大医学部 | ||
体外受精肺移植:臨床実地成績及び受精率向上の工夫 | 藤井俊策 | 弘大医学部 | ||
第3回 | H7.11.22 | 有尾目の細胞遺伝学 | 片倉正樹 | 弘大理学部 |
組織培養で見出されたイネ欠失色素体ゲノムの構造 | 原田竹雄 | 弘大農学部 | ||
ラットのグルタチオンS-トランスフェラーゼP型(GST-P)の生化学的性質と遺伝子発現 | 佐藤公彦 | 弘大医学部 | ||
第4回 | H9.11.18 | 銀葉病菌のエンドポリカラクツロナーゼの構造と銀葉発現 | 宮入一夫 | 弘大農学部 |
tmRNA(10SaRNA):tRNAとmRNAの機能を併せ持つ新しいRNA | 武藤あきら | 弘大理学部 | ||
CRF受容体に関する分子生物学的研究 | 堀場伸郎 | 弘大医学部 | ||
第5回 | H11.1.8 | 生地体表皮細胞への遺伝子導入 | 澤村大輔 | 弘大医学部 |
細胞性粘菌における遺伝子発現機構~発生分化に特異的に発現する遺伝子の同定~ | 大町鉄雄 | 弘大農学生命科学部 | ||
不定胚の乾燥耐性 | 高畑義人 | 岩手大学農学部 | ||
第6回 | H11.11.19 | 赤血球造血と転写因子:NF-E2関連因子を中心として | 土岐 力 | 弘大医学部 |
網膜のグルタミン酸代謝と眼疾患 | 石黒誠一 | 弘大農学生命科学部 | ||
マウス消化管、神経管発生過程でのソニックヘッジホッグカスケードの役割 | 元山 純 | 理化学研究所脳科学総合研究センター | ||
第7回 | H12.11.27 | 血管平滑筋細胞での核内転写統合装置機能の活性化とその意義 | 中島利博 | 聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター |
β-ラクタマーゼの結晶構造:ペニシリンの効かない最近の謎を解く | 松澤 洋 | 青森大学工学部 | ||
ミトコンドリア翻訳システムの特異な機能構造 | 渡辺公綱 | 東京大学大学院新領域創成科学研究科 | ||
第8回 | H13.11.22 | ウイルスはなぜ特定の宿主だけで増えるのか~インフルエンザウイルスの複製と転写~ | 石浜 明 | 国立遺伝学研究所 |
DNA複製に伴うヌクレオソーム構築の機構及び生体システムにおいて果たす役割について | 柴原慶一 | 科学技術振興事業団 | ||
ユビキチンリガーゼによるタンパク質の品質管理機構 | 田中啓二 | 東京都臨床医学総合研究所 | ||
第9回 | H14.11.22 | イネにおける冠水抵抗性の機構 | 平井篤志 | 名城大学農学部 |
ミトコンドリア変異と花粉不稔 | 三上哲夫 | 北海道大学農学部大学院 | ||
葉緑体ゲノムの構造と発現 | 杉浦昌弘 | 名古屋市立大学大学院 | ||
第10回 | H15.11.17 | SILEとLINEによるゲノムの多様化機構 | 岡田典弘 | 東京工業大学大学院 |
家族性パーキンソン病の分子機構 | 高橋良輔 | 理化学研究所脳科学総合研究センター | ||
イネゲノムに見出されたウイルス断片の存在と意義 | 貴島祐治 | 北海道大学大学院農学研究科 | ||
第11回 | H16.11.26 | バイオインフォマティクスと分子生物学によるゲノムレベルでのRNA制御系の解析 | 金井昭夫 | 慶應義塾大学先端生命科学研究所 |
細胞接着分子TSLC1の異常による腫瘍進展機構の解析 | 村上善則 | 国立がんセンター研究所 | ||
シロイヌナズナを用いたエピジェネティクス研究 | 角谷徹仁 | 国立遺伝学研究所 | ||
竣工10周年記念 | H18.6.30 | 高等植物における環境応答性MYB 遺伝子の解析 | 赤田辰治 | 弘大遺伝子実験施設 |
ウイルスが大豆の上でRNAiをさけぶ~大豆が黄色い理由について~ | 千田峰生 | 弘前大学遺伝子実験施設 | ||
免疫応答・炎症反応を制御する新しい因子retinoic acid-inducible gene-I (RIG-I) | 今泉忠淳 | 弘大医学部 | ||
tmRNAによるtrans-translationの分子メカニズム:molecular mimicry? | 姫野俵太 | 弘大農学生命科学 | ||
遺伝子多様性の解析とその利用~病原体(菌類、ウイルス、ウイロイド)を例に~ | 佐野輝男 | 弘大農学生命科学 | ||
第12回 | H19.11.16 | ダイオキシン受容体のリガンド非依存性活性化におけるCREMの関与 | 菊池英明 | 弘大農学生命科学部 |
神経変性疾患におけるユビキチン様タンパク質の役割 | 丹治邦和 | 弘大大学院医学研究科 | ||
ショウジョウバエにおけるRISC形成過程の解析 | 泊 幸秀 | 東京大学分子細胞生物学研究所 | ||
黄色ブドウ球菌エンテロトキシンファミリーの多様性とその機能 | 胡 東良 | 弘大大学院医学研究科 | ||
プラナリアの再生における腸細胞の役割 | 石田幸子 | 弘大農学生命科学部 | ||
第13回 | H20.6.20 | 高等動物の親電子性物質応答機構とその役割〜転写因子Nrf2の活性制御メカニズムと疾患への関与 | 丸山敦史 | 弘大大学院医学研究科 |
光合成生物におけるCO2濃縮機構に関する研究 | 大河 浩 | 弘大農学生命科学部 | ||
臍帯血幹細胞移植の現状と今後の課題 | 伊藤巧一 | 弘大大学院保健学研究科 | ||
概日リズム(生物時計)を刻む時計遺伝子の機能解析 | 鬼島 宏 | 弘大大学院医学研究科 | ||
幼若ホルモンの携帯形成抑制の役割とその栄養シグナルとの相互作用 | 比留間 潔 | 弘大農学生命科学部 | ||
DNA損傷応答におけるクロマチンダイナミクス | 井倉 毅 | 東北大学大学院医学研究科 | ||
第14回 | H20.11.21 | 脳とブドウ糖の関係を解き明かす夢に | 山田勝也 | 弘大大学院医学研究科 |
発毛と乳腺の異常を呈するHirosaki hairless ratの原因遺伝子の解明〜Hair keratinが欠如すると乳腺はなぜ発達異常をおこすのか?〜 | 七島直樹 | 弘大大学院保健学研究科 | ||
糸状菌の糖鎖修飾酵素及び遺伝子について | 吉田 孝 | 弘大農学生命科学部 | ||
プリンヌクレオチド生合成系タンパク質の立体構造解析 | 河合剛太 | 弘大大学工学部 | ||
第15回 | H21.11.27 | phtRNA(phloem transport RNA)によるRNA silencing発動について | 葛西厚史 | 弘大農学生命科学部 |
植物の耐湿性獲得メカニズムの解明〜イネが水田で育つ理由を探る | 中園幹生 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 | ||
IFN-ε:女性生殖器特異的に発現する新しいI型インターフェロン | 松宮朋穂 | 弘大大学院医学研究科 | ||
臨床検査における非翻訳RNAの応用の試み | 三浦富智 | 弘大大学院保健学研究科 | ||
植物棲息微生物の新機能:生物防除、アルカロイド分解、カビ毒分解能など | 對馬誠也 | 農業環境技術研究所 |