利用の手引き
遺伝子実験施設利用の手引き
当施設を使用するにあたっては、「利用内規及び要網」を読んだ上、以下の項目を遵守して下さい。
- 利用申請等
当施設を利用するには、遺伝子実験施設利用申請書を提出し、施設長より利用許可書を交付してもらって下さい。放射性同位元素を使用する方は放射性同位元素使用計画書を、組換えDNA実験を行う方は組換えDNA実験計画書の写しを一緒に提出して下さい。利用申請書、放射性同位元素使用計画書は管理室にありますので、必要事項を記入して申請して下さい。また、大型機器を当施設に搬入して使用する場合及び実験実習室、研究セミナー室を利用する際には申請が必要となりますので、必ず申請書を提出して下さい。申請書は管理室にあります。 - 利用時間
施設の利用時間は、原則として月曜〜金曜 8:00〜17:30迄ですので、時間内に実験を終えるように計画して下さい。また施設入口の開錠時間は、月曜〜金曜 8:00から20:00(土日祝日は終日施錠)ですので、その時間帯以外の施設への入館はカードキーを使って速やかに行って下さい。施設入り口の扉は開錠時間内・施錠時間中に関わらず1分間以上ドアを開放していると警報が鳴り、巡視室に警報がでますので御注意下さい。なおカードキーを紛失・破損した場合は速やかに農学生命科学部総務に報告してください。また、再交付は農学生命科学部総務で受けてください。 - 施錠時間中の入退
施錠時間中(平日20:00〜8:00、休日は一日中)に自動ロックを開閉する際は、閉めてから必ず外側のカードリーダーの右上のランプ(緑色)が再点灯したことを確認して下さい。もし、緑が点灯していなかった場合は、ドアを再び開閉し直して再点灯を確認して下さい。2回試してもダメだった場合は翌日その旨を管理室に連絡して下さい。30秒以上開放していると警報が鳴ります。自分が入退する時に警報になっていたら解除して下さい。 - 不審者への注意
最近、弘前大学内でも盗難事件が多発しております。施錠時間中に入退する際、見知らぬ人・学生を絶対に一緒に入れないようにして下さい。 - 上履き
施設内は土足禁止です。外履きからスリッパあるいは自前の上履きへ履き替え、下足は必ず下駄箱に入れてください。玄関口に放置された下足は荷物の搬入時に邪魔になります。 - 緊急時の対応
利用時間内に緊急事態が生じた場合、施設教員(4F赤田3892)及び管理室(1F内線3891)に速やかに連絡すること。万が一、利用時間外に緊急事態が生じた場合は、速やかにグループ責任者及び施設教員に連絡すること(緊急連絡先は玄関ホールのホワイトボードに掲示してあります )。ドアの故障等で館外に出られなくなった場合、施設教員に連絡して適切な指示を仰いで下さい。但し、教員が不在の場合2F非常口のプラスチックカバーを壊して非常階段から退出して下さい(翌日、必ずその旨を連絡すること)。夜間で、施設内に施設教員が不在の場合に限って、4F施設長室の電話を使用して学外に電話しても差し支えありません。但し、緊急時以外の外線の使用は厳禁します。 - 入退記録簿
当施設に入館する際は、「遺伝子実験施設使用入退記録簿」に必ず記入して下さい。施設に入ったら、ホールに掛けてある表示盤を白面にして在室中であることを示して下さい。記録簿に入室時間、氏名を記入して下さい。施設より一時退出するときは、表示盤を立てておいて下さい。その日最後に退出するときは、記録簿に退出時間を記入し、表示盤を必ず赤面にして退出して下さい。 - 飲食・喫煙の制限
施設内での飲食は、1F 管理室、資料室、4F 施設長室・研修セミナー室においてのみ許可します。但し、ゴミは責任を持って持ち帰って下さい(守られない場合、その部屋の飲食を禁止することもあります)。食物、飲物、タバコを実験室内に置くことは禁止します。 - 携帯電話の使用
携帯電話の使用は、他の利用者の迷惑にならぬよう、気を付けて下さい。大型精密機器への影響もありえますので、マナーを守って使用して下さい(携帯電話の実験室内での使用は厳禁、廊下の隅で使用すること)。 - エレベーターの使用
エレベーターは、物品の搬入・移動及び歩行が困難な人のために設置してあります。それ以外の理由の使用は、禁止します。 - 雑誌等の閲覧と複写
2F植物遺伝子実験室においてある雑誌等は、その室内でのみ閲覧が可能です。したがって、施設外への持ち出しを禁止にするとともに、図書の貸出は一切行っていません。複写を希望する場合、管理室の複写機を利用して下さい。あくまでも大学の物品であることを忘れないで取り扱って下さい。読んだ雑誌は元の場所に返却してください。 - 節電と節水
当施設では年間約400万円もの光熱水費がかかっており、財政を圧迫しております。従って、利用者各自が節電、節水等を心掛け無駄な支出を控えるようご協力下さい。 - 機器類利用上の注意と破損時の利用者負担
グループとして初めて利用する機器はことわりなく使用せず、管理室にご一報下さい。特に大型機器利用の際は、事前に付近に貼ってある「利用上の注意」を必ず一読して下さい。利用責任者は初心者には必ず経験者をつけ、教育訓練を義務づけて下さい。当施設での実験に使用する消耗品、小型備品及び利用者のミスにより生じた故障の修理代は、すべて利用責任者の負担となりますので、利用責任者はこのことを十分認識して利用者を指導して下さい。また、故障やトラブルが生じた際には速やかに管理室・施設教員まで連絡下さい。各P1及びP2実験室内において機器の破損が認められ、また破損した者が不明の場合は各実験室を利用している全グループの共同負担となることもありますのでご注意下さい。 - 共通機器利用上の留意点
当施設では、多くの研究グループが利用していますので、共通機器については次のことを心掛けて下さい。機器使用の際は利用者間で協力しあい、まとめて行える場合は一緒に使用して下さい。また、使用した場合、備え付けのノートに必ず記入すること。記入していない人がいたら注意してあげて下さい(注意できない場合、管理室まで御一報下さい)。これは、利用者負担を円滑に遂行する上でも重要です。
なお、ホワイトボードのペンやノート備え付けのペンが書けない状態になっていたら必ず管理室に行って新しい物を受け取り、古い物を廃棄して下さい。
① 研究室から持ち込んだ機器・消耗品・クーラーBOX等には必ず研究室名を明記して下さい。
② 各実験室の冷蔵庫、フリーザーおよび超低温槽に試薬・サンプル等をグループとして初めて保管する場合、必ず管理室に申し出て下さい。また、フリーザー及び超低温槽の開閉は速やかに行い、庫内温度が上昇しないようにして下さい。(ドアの開けっ放しに特に注意する事!)
③ 当施設で頻繁に使用されるサーマルサイクラー、超遠心機、DNAシーケンサー(Hitachi, LI-COR, ABI)およびプロテインシーケンサーは、使用前に予約が必要です。必ず、ホワイトボードまたはカレンダーに予約をして下さい(ホワイトボードに書いた場合、使用後予約を必ず消すこと)。また、ドラフト、オートクレーブ、乾熱器、恒温槽等の共通性の高い機器については、使用中必ず使用者名・使用期間・連絡先等を明記して下さい。マックバスの使用中に席を外す時には、入り口横のホワイトボードに氏名・所属グループ連絡先を必ず記入して下さい。
④ 3F核酸合成室の恒温器は、上:37℃大腸菌培養用、下:乾燥用です。インキュベータ内に物を放置しておくケースが頻繁に見られます。乾燥物及び大腸菌プレートには、必ず所属と氏名を明記し入れた人が責任をもって片付けること。なお、混みあっている時や他の設定温度を必要とする場合には管理室・施設教員に連絡して他の恒温器を利用して下さい。その際は使用中の恒温器に、必ず連絡先を明記して下さい。
⑤ 乾熱滅菌には、3F核酸合成室のものを使用して下さい。必ず本人がいる間に使用して下さい。決してオーバーナイトで使用しないで下さい。使用の際は、入り口付近に掛けてあるホワイトボードに予約(日付・時間)を記入し、可能な限り利用者が協力してまとめて行って下さい。混みあっている時や他の設定温度で使用したい場合には管理室・施設教員に連絡し4F実験実習室のものを使用して下さい。その時は、必ず使用者名および連絡先を明記して下さい。決して、可燃物、プラスチック、液体を乾熱しないように!
⑥ 使用記録が必要な機器(各サーマルサイクラー、マックバス、LAS1000、デンシトグラフ、DNAシーケンサー、プロテインシーケンサー、リアルタイムPCR装置、高速液体クロマトグラフ、BEACON、各種遠心機等)を使用した場合、使用後は必ず備え付けのノートにご記入願います。使用機器に何か異常があった場合、必ず速やかに管理室・施設教員(機器担当者がいる場合は機器担当者にも)まで連絡し、適切な措置をとってもらって下さい。
⑦ 超純水製造装置やオートスチールを使用する際は、タンクに必ず所属研究室、連絡先および使用実験室を明記するとともに、採水が終わり次第所定の用紙に採水量を明記し、すみやかに回収してください。超純水製造装置やオートスチールは施設内で行う実験のためのものです。採水に一定の利用料を申し受けますので使用料をノートに記入すること。
⑧ オートクレーブは共通です。したがってオートクレーブ終了後はすみやかに片づけること!!オートクレーブの使用は、各P1実験室で行って下さい(当施設のオートクレーブを初めて使用する方は必ず管理室又は施設教員に連絡すること)。オーバーナイトで使用及び放置することを固く禁止します。使用者は使用後責任を持って速やかに片づけること。大量の時は、2F培養準備室のオートクレーブを使用して下さい。2F培養準備室のオートクレーブを使用する際にはホワイトボードにその旨を明記すること。培地・試薬等の液体をオートクレーブにかける時は必ず備え付けのステンレス缶を使用して下さい。万が一、破損等でオートクレーブ内を汚した場合、使用者が責任もって洗浄して下さい。
⑨ 当施設には培養用の恒温振とう培養器が、小型3台・大型1台あります。長期(一週間以上)にわたる振とう培養及び培養は他の利用者の迷惑になりますので、控えて下さい。通常37℃の振とう培養の際は、核酸合成室のものをお使い下さい。振とう培養中チューブおよびフラスコに必ず使用者名および研究室(アルファベットでも可)を明記しておくこと。明記していない場合、廃棄することもありますので御注意下さい。また、異なる培養温度で振とう培養を行う際は、微生物P1もしくは、実験自習室のものをお使い下さい(その場合、必ず紙に使用者、所属グループ、連絡先、使用温度、使用回転数を明記すること)。決して菌の培養以外の目的で使用しないこと!
⑩ 3F低温室へは、速やかに出入りして下さい。また、閉め忘れのないように注意して下さい(6℃以上になると「温度上昇」のエラーがでます)。霜取りのために定期的に温度上昇のブザーが鳴ることがあります。その際は、ブザー停止の赤いボタンを押して止めて下さい。なお、その際、もし庫内温度が10℃以上になっていましたら、施設教員・管理室まで連絡して下さい。
⑪ ピペット洗浄器、超音波洗浄器の洗剤は各自で専用の薬品を用意して下さい(市販の洗剤は使用できません)。初めて使用する際は、管理室に申し出て下さい。また、決められた使用方法を厳守して下さい。オーバーナイトで行うことは禁止です。超音波使用は1時間以内で、流水による洗浄は3時間以内にします。
⑫ クリーンベンチは各P1に1台ずつ及び、実験実習室に1台あります。それぞれ使用用途が異なるので注意すること!動物P1:培養細胞用、植物P1:遺伝子導入用(パーティクルガン)、微生物P1:微生物培養用、実験実習室:植物組織培養用。また、使用中は使用者名・連絡先を明記すること。ガスの取扱には十分注意すること。
⑬ 大型遠心機を利用する人は年度初めに行う大型遠心機利用説明会に必ず出席して下さい。各実験室、特に3F遠心機室の遠心機の利用については、細心の注意を払い、遠心機庫内及びローターを清潔にするよう心がけて下さい。超遠心機のスイングローターはなるべく使用しないで下さい。また、使用中はホワイトボードに、使用者・使用時間を明記し、使用後はローターを外して使用ノートに記録しておくこと。
⑭ 当施設内には私物を置かないよう心掛けて下さい。特に、まんが・雑誌等は厳禁!!
⑮ 割当てられた実験台の上・周囲は整理整頓を心掛けてください(低温室も同様)。また、多くの私物を持ち込まないこと。
⑯ 共通の実験室なので音楽をかけたり、騒いだり、周りに迷惑となる行為は慎むこと!
⑰ サーマルサイクラーに入力したプログラムは年度初めに更新が必要です。
⑱ ドラフト、安全キャビネット、クリーンベンチの使用について
1.事前に使用者はホワイトボードに予約すること。使用中はホワイトボードに所属名前連絡先、使用日時を必ず明記し、長時間の使用は控えること。ホワイトボードに未記入で使用することは絶対に行わないこと。
2.ドラフト、安全キャビネット、クリーンベンチ内にはガスコンロもしくはガスバーナーがあります。使用後は必ず消火を確認するとともに複数のガス元栓をすべて締めておくこと。
3.使用後は速やかに私物を片づけるとともに他の人の迷惑にならないようにすること。どうしても置いておかなければならない場合は管理室に一報し、許可を得てから使用者の所属・名前を明記して置いておくこと。
4.ドラフト使用中、ラップ片等の薄手の軽いものは吸気口に吸い込まれる恐れがあるので使用の際は注意すること。
5.クリーンベンチおよびディープフリーザー等のフィルターは汚れていたら掃除機で埃を吸い取るようにして下さい。 - 当施設のコンピュータについて
①デンシトグラフ、マックバス、リアルタイムPCR装置、スライド作成機、蛍光顕微鏡等に接続しているコンピュータの設定をことわりなく変更したり、接続を変えたりしないで下さい。また、ことわりなくアプリケーションをインストールしないで下さい。正常に作動しなくなる恐れがあります。
②全てのコンピューターにおいて、個人のデータはMO・USBフラッシュメモリに保存し、ハードディスクにためないようにして下さい。当施設では、定期的(3カ月に1度)にHD内の保存データを消去しています(その際、消去されたデータには一切責任を負いません)。また、コンピューターに異常が発生した時には独断でハードディスク内のデータを消去しますのでご了承下さい。
③利用者が多いので、ウイルス感染を絶対にさせないように細心の注意を払うこと。具体的には、ソフトを絶対にインストールしないこと、ファイルをハードディスクにコピーしないこと、ファイルをできる限り開かないこと。ウィンドウズ仕様のコンピュータ(顕微鏡画像解析装置、デンシトグラフ、リアルタイムPCR、プレートリーダー、ナノドロップ、キャピラリーシーケンサー)についてはウイルス対策ソフトを導入しますが、決して感染チェックだけのために使用しないように。なお、共通利用を介して、利用グループのコンピュータにウイルス感染が起きても、当施設では責任を負いかねますのでくれぐれもご注意下さい。
④インターネットに利用しないようにして下さい。ダウンロードも禁止します。利用が発覚した場合、当人およびそのグループを使用停止にします。
⑤ことわりなく機器ソフトをコピーしないこと。発覚した場合、当人およびそのグループを使用停止にします。 - ゴミは、弘前市の条例に従って分別し捨てて下さい。濡れたゲルや生ゴミは、利用者各自が責任をもって処分し決して共通のゴミ箱に捨てないこと。使用する各P1実験室の清掃は各利用者間で話し合った上で定期的に行って下さい。また、共通性の高い実験室(掃除当番表参照)に関しては当番制で清掃し、常に清浄に保つよう心掛けて下さい。2Fについては情報解析室、機器測定室、P2実験室以外にはゴミ箱を設置しません。利用者各自がゴミを持ち帰ってください。
- 使用した有機廃液、現像廃液、EtBr廃液およびその他の試薬廃液等は、各グループが責任をもって処理して下さい。
- 電話使用上の注意
当施設の電話機は、管理室、RI管理区域廊下、P3実験室、施設長室および教員研究室以外は、内線のみ使用できます。緊急時以外は外線を使わないで下さい。どうしても外線が必要な時は、管理室で許可を得てから、管理室の電話を使用して下さい。
当施設では、外線電話はチェックしていますので、私用電話をかけたことが発覚した場合、当人およびそのグループを使用停止にします。また、内線を使用する場合も手短にお願いします。
① 外から電話がかかってきたとき
夜間もしくは誰も電話にでない時には、必ず受話器を取り、館内放送で呼び出すようにして下さい。ご協力お願いします。
(館内放送のしかた)
館内放送を押す。チャイムが鳴り終えたら、呼び出して受話器を置く。
相手がでない時(ランプが点滅したまま)は、責任をもって不在の旨を伝えて電話を切って下さい。そのまま、放置しないで下さい。
相手がでると外線ランプが赤く点灯します。
② 施設内に内線をかけたいとき
内線のランプが点いているのを確認して、子機番号を押す。
管理室 10または管理室 RI・廊下 11
RI・P3 12 2F・廊下 13
3F・廊下 14 施設用P2 15または施設用P2
全館放送 館内放送
③ 施設外(学内)に内線をかけたいとき
外線1を押して学内の内線番号を押す。
④ 施設教員に連絡したいとき
③の操作で、赤田(学内3892)に連絡する。
もしくは②の操作で内線15(施設用P2)に連絡する。 - 蛍光顕微鏡
蛍光顕微鏡使用者は、使用予定表に予約を入れ、顕微鏡使用中はホワイトボードに明記すると共に使用後は必ずドアを閉めておくこと。 - 動物飼育室
当施設のアイソラックは短期使用の目的のみ(1ヶ月以内)で設置されています。長期にわたる使用はできませんのでご了承下さい。なお、使用中にトラブルがあった場合、修理費の一部を負担して頂くこともありえますのでご注意下さい。 - 退出時の留意事項
最後に退室する際は、ガス元栓・窓を閉めた事を確認し、廊下の照明を消灯して下さい(階段の蛍光灯は非常灯なので消えません)。また、夜型の実験は控え、遅くとも21:00頃迄に終了するように計画して下さい。使用頻度が多いデンシトグラフは、平日は夜7時までONのままにしていますが、夜7時以降にONになっていた場合はOFFにして下さい(土日祝日はその都度、OFFにして下さい)。ご協力お願いします。 - 停電時の注意
施設の停電時には必ずサンプル及び材料(アイソラック中の動物も含む)の責任を持って管理して下さい。また、自家用発電機稼働時、各P1の冷蔵庫及び冷凍庫は各自で接続を行って下さい。 - 研究成果の提出
利用者が当施設を利用して実験成果を論文で公表した場合、当施設の利用の旨をAcknowledgementsに明記するとともにその論文の別刷を1部管理室に提出して下さい。
例)This work was done in part at Gene Research Center , Hirosaki University. - 利用報告書
年度末は必ず、利用報告書を提出するとともに、次年度も引き続き利用する場合は、新たに利用申請書を提出すること。 - 駐車場
当施設南側の駐車場は、弘前大学管轄による来客専用駐車場となりました。弘前大学の駐車ルールを守って下さい。 - 全学的行事への協力
総合文化祭等の全学的に行う行事では利用者の皆さんに協力してもらうことが多々ありますのでよろしくお願いします。
最後に、学生、教員にかかわらず勝手な判断が最も危険です。施設利用上の不明な点及び意見等がありましたら、ささいなことでも管理室までご連絡下さい。
利用内規
(趣旨)
第1条
弘前大学遺伝子実験施設(以下「施設」という。)の利用については、他に別設の定めがあるもののほか、この内規の定めるところによる。
(利用条件)
第2条
施設の利用は、組換えDNA実験その他の遺伝子実験に関する研究、教育を行う場合その他本学の運営上必要と認められたものに限るものとする。
(利用資格)
第3条
施設を利用できる者は、次の各号に掲げる者とする。
(1)本学の教職員
(2)本学の学部学生、大学院学生、研究生等
(3)その他施設長が適当と認めた者
2機関届出実験を除く組換えDNA実験の実地については、組換えDNA実験安全委員会が審査し、学長又は文部科学大臣の承認を得た実験に限るものとする。
3放射性同位元素を使用する者は、遺伝子実験施設放射線障害予防規則第6条に定める放射線業務従事者として登録されていなければならない。
(利用の申請)
第4条
施設を利用しようとする者は、所定の利用申請書を施設長に提出し、承認を得なければならない。ただし、申請者は本学教官に限るものとし、当該教育研究に責任を負うものとする。
(利用の承認)
第5条
施設長は、利用申請が適当であると認め、これを承認したときは、実験台を指定して利用許可証を申請者に交付するものとする。
(利用者の協力義務)
第6条
施設の利用を承認された者(以下「利用者」という。)は、施設の円滑な運営に協力しなければならない。
(変更の届出)
第7条
利用者が、既に承認された利用申請書の記載事項を変更しようとする場合は、施設長に届け出て改めて承認を得なければならない。
(規則等の遵守)
第8条
利用者は、この内規に定めるもののほか、大学等における組換えDNA実験指針(平成3年文部省告示第4号。以下「指針」という。)、組換えDNA実験安全管理規則(昭和61燃規則第2号。以下「安全管理規則」という。)、放射線障害予防規則(平成元年規則第18号。以下「障害予防規則」という。)及び遺伝子実験施設放射線障害予防規則を遵守しなければならない。
(論文等の公表の取扱い)
第9条
利用者は、施設を利用して行った研究の成果を論文等により公表するときは、当該論文等に、施設を利用した旨を明記しなければならない。
2利用者は、前項の公表された論文等の写しを、施設に送付するものとする。
(終了または中止による措置・報告)
第10条
利用者は、施設の利用を終了または中止したときは、速やかに実験区域内を原状に復するとともに、組換えDNA実験の生物に由来するすべての廃棄物及び他の汚染された機器を消毒し、放射性同位元素による汚染の検査と除染を行わなければならない。
2利用者は、組換えDNA実験に伴う廃棄物又は汚染物については、指針及び安全管理規則に、放射性廃棄物については、障害予防規則及び遺伝子実験施設放射線障害予防規則に従って処理しなければならない。
3利用者は、施設の利用を中止又は終了したときは、速やかに報告書を施設長に提出しなければならない。
(利用承認の取消し)
第11条
利用者が、この内規に違反又は施設の運営に重大な支障を生じさせた場合は、施設長はその利用の承認を取り消すか、若しくはその者の利用を一定期間停止することができる。
(損害賠償)
第12条
利用者が、故意又は重大な過失により設備等を損傷したときは、その損害に相当する費用を賠償しなければならない。
(経費負担)
第13条
利用者は、当該利用に係わる経費については、別に定めるところにより、負担するものとする。
(その他)
第14条
この内規に定めるもののほか、施設の利用に関して必要な事項は、遺伝子実験施設運営委員会の議を経て施設長が別に定める。
セミナー室利用の注意
研修セミナー室利用上の注意
- セミナー室及び実験実習室の利用には申請書の提出が必要です。(申請用紙は管理室にあります)
- 実習中の機器の破損・紛失は利用申請責任者の負担となります。
- 利用者(学生等)により生じたトラブル・破損は利用申請責任者の責任となります。
- 実習は利用責任者・指導者が同席して行ってください。
- 利用者(学生等)に以下のことを厳守させて下さい。
- 施設入り口の扉を1分間以上開放しない
- 身体障害者・荷物の運搬以外はエレベーターを使用しない
- ゴミは各自で持ち帰る
- 飲食は研修セミナー室でのみ可能(実験実習室での飲食は厳禁)
- 施設内で騒がない
- 研修セミナー室以外の実験室には立ち入らない
- 施設内で騒がない
- 使用後は電気及びエアコンを必ず消してください。
- 机や椅子を移動させたら、使用後は元通りに戻してください。
利用者負担金
機器類使用金額
請求は使用記録簿を元に年度末に計算し、今年度末に行います。
デンシトグラフ | 1枚15円 |
---|---|
プロテインシーケンサー | 1残基230円 |
ピクトログラフィー | A4サイズ1枚200円 A5サイズ1枚100円 OHPの場合はそれぞれ倍 |
DNAシーケンサー ABI PRISM 310 |
1サンプル250円 |
DNAシーケンサー ABI 3500 |
1インジェクション(8サンプル)1200円 |
以下はH16年度利用申請責任者説明会時の配布資料です。
機器類使用に関わる利用者負担について
消耗品関係の利用者負担(平成15年から開始)
平成14年度まで利用者負担だったピクトロ、デンシト、プロテインシーケンサー、動物飼育室の消耗品に加えて、以下のものを利用者負担とする。それぞれ年度末に掛かった金額を利用時間・回数等でで割合を算出し、年度末に請求する。
- 超純水(超純水100円/1L)
- 蛍光顕微鏡:水銀ランプ(使用時間で算出。39,900円/200時間(199円/h))
- 超遠心機:ロータ(使用時間で算出)
- HITACHIシーケンサー:レーザー(577,500円平成15年度以降に取り替えた分から)
- LI-CORシーケンサー:レーザー(100,000円平成15年度以降に取り替えた分から)
- マックバス:レーザー(800,000円平成16年度以降に取り替えた分から)
- パーティクルガン:Heガス(使用回数で算出平成15年度以降に取り替えた分から)
- 有機廃液燃焼装置:助燃剤等消耗品・点検修理費全額負担
- アイソラック:フィルター・点検修理費全額負担
- CO2インキュベーター:CO2ガス利用者が購入
機器維持に関する負担
(1)施設の所有する機器について
- 基本的な機器維持に関わる費用は遺伝子実験施設で負担する。
- 明らかに使用者の過失による破損であり、使用者が明白な場合はそのグループの利用責任者が3分の2を負担し、遺伝子実験施設維持費にて3分の1を負担する。
- 明らかに使用者の過失による破損であり、その使用者が判明しなかった場合は、使用したグループ及び施設経費で等分する。
(2)施設外部局の所有する機器で共同利用のものについて
(施設のものでは無いが施設に設置してあり、共同機器として使用している大型機器)
- Li-Corショートシーケンサー(機器測定室 管理者石川 機器維持費無し)
- FLA-3000(情報解析室 管理者石川 機器維持費有り)
- 蛍光分光光度計(核酸合成室 管理者石川 機器維持費有り)
- 蛍光実体顕微鏡(恒温培養室2 管理者石川 機器維持費有り)
- ミクロトーム(植物P1 管理者石川 機器維持費有り)
- 機器維持費が出ている物に関しては、基本的な機器維持に関わる費用は維持費を管理している者が負担する。ただし、機器維持費がでていないもの、また負担が大きく維持費では対応出来ない時などは使用者・管理者・施設との協議の上決定する。
- 機器維持費がでていないものについて、使用者の過失によらない場合および使用による消耗のための不具合の場合は、使用者グループの使用時間等で負担割合を算出し負担する。
- 明らかに使用者の過失による破損であり、使用者が明白な場合はそのグループの利用責任者が負担する。
- 明らかに使用者の過失による破損であり、その使用者が判明しなかった場合は、協議の上、使用したグループで等分もしくは使用時間等で割合を算出し負担する。
今後搬入する場合は、基本的な機器維持に関わる費用は搬入時に協議の上決定する。
登録料について
教員:10,000円
教員以外:2,000円
ベンチ料について
一般(一年):10,000円
RI区域(一年):20,000円