農業土木コース
農業土木コースでは、地域環境工学科の教育理念を受け、具体的な学習・教育到達目標を以下のように定めています。
学習・教育到達目標(2021年度以降の入学生適用)
(A)総合的技術力の習得
A-1 コミュニケーション能力
専門分野における英文の基礎的読解力や、技術の説明責任が果たせるようなコミュニケーション能力を身につけることができる。また、自ら解決した課題を明せきな文章で表現するとともに、わかりやすいプレゼンテーションを行うことができる。
A-2 グループワーク能力
多様性のあるチームで作業を進めるに際し、組織全体の活動のなかで自己の能力と責任を認識し、期待される役割を果たすと同時に、他のメンバーがなすべき行動を判断して、適切に働きかけることができる。
A-3 解決プロセス構築能力
ある課題に対し、期限と進捗状況などを考慮しつつ、計画的に解決プロセスを構築して、議論することができる。
A-4 総合的な課題解決(デザイン)能力
自主的かつ総合的な見地から解決すべき課題や考慮すべき条件を見いだすことで、課題を論理的に整理分析し、具体的な解決方法を立案して実施することができる。
(B)専門工学知識の習得
B-1 専門工学知識の基礎
専門工学の知識・技術を習得するための基礎となる数学や自然科学などを身につけることで、当該分野への応用能力を発揮することができる。
B-2 水・土・構造に関する工学知識
水の有効利用を行うための水環境の整備・計画に必要な基礎的知識・技術を身につける。具体的には河川や水路における水の流れに関する基本的な知識・理論を習得するとともに、生物共生と水環境との関係や、水田・畑地における水利用などを理解し、説明することができる。
基本的な測量技術を習得するとともに、農地等の基盤整備の計画・設計・実施を行うに当たって必要な基礎的知識・技術を身につける。具体的には農業における土の役割、土の工学的性質、土地の生産的機能などについて理解し、説明することができる。
農業用土木施設の設計・施工を行うに当たって必要な基礎的知識・技術を身につける。具体的には構造物に作用する力や変形量を計算できるとともに、部材の設計方法や構造物の安定性に関する検討方法を理解し、説明することができる。
(C)システム・計画技術の習得
コンピュータを活用しつつ、持続可能な開発を考慮して、農山村の生活・生産空間を整備するに当たって必要となる基礎的知識・技術を身につける。具体的には地域環境情報の利活用や、自然環境の構成要素や自然環境と生活・生産基盤との関係などを理解するとともに、中山間地の土地利用計画、保全方法を習得し、説明することができる。
(D)地域に貢献できる能力の育成
地域の特徴を理解した地域活性化の計画を立案し実施するための基礎的知識を身につける。具体的には農業・農村の多面的な機能や、環境保全と農業との関連を理解するとともに、地域における生活交通のあり方、農村と都市との交流に関する基礎的知識を習得し、説明することができる。
(E)国際性の育成
これからの農業の発展と自然環境の保全等の課題について、幅広い基礎的知識や素養を身につけて、地球規模の視点から多面的に問題を把握し、議論することができる。
(F)技術者の社会的責任
F-1 技術者の倫理感
技術者に求められる倫理を理解することで、技術者の社会的責任を認識し、議論することができる。
F-2 技術者の継続的自己研鑽
技術の進歩に対して生涯学習の重要性を認識し、技術者としての確固たる自覚を継続的に持つ必要性を理解して、議論することができる。
学習・教育到達目標(2016年度以降の入学生適用)
(A)総合的技術力の習得
A-1 コミュニケーション能力
専門分野における英文の基礎的読解力や、技術の説明責任が果たせるようなコミュニケーション能力を身につけることができる。また、自ら解決した課題を明せきな文章で表現するとともに、わかりやすいプレゼンテーションを行うことができる。
A-2 グループワーク能力
多様性のあるチームで作業を進めるに際し、組織全体の活動のなかで自己の能力と責任を認識し、期待される役割を果たすと同時に、他のメンバーがなすべき行動を判断して、適切に働きかけることができる。
A-3 解決プロセス構築能力
ある課題に対し、期限と進捗状況などを考慮しつつ、計画的に解決プロセスを構築して、議論することができる。
A-4 総合的な課題解決(デザイン)能力
自主的かつ総合的な見地から解決すべき課題や考慮すべき条件を見いだすことで、課題を論理的に整理分析し、具体的な解決方法を立案して実施することができる。
(B)専門工学知識の習得
B-1 専門工学知識の基礎
専門工学の知識・技術を習得するための基礎となる数学や自然科学などを身につけることで、当該分野への応用能力を発揮することができる。
B-2 水・土・構造に関する工学知識
・水の有効利用を行うための水環境の整備・計画に必要な基礎的知識・技術を身につける。具体的には河川や水路における水の流れに関する基本的な知識・理論を習得するとともに、生物共生と水環境との関係や、水田・畑地における水利用などを理解し、説明することができる。 ・基本的な測量技術を習得するとともに、農地等の基盤整備の計画・設計・実施を行うに当たって必要な基礎的知識・技術を身につける。具体的には農業における土の役割、土の工学的性質、土地の生産的機能などについて理解し、説明することができる。 ・農業用土木施設の設計・施工を行うに当たって必要な基礎的知識・技術を身につける。具体的には構造物に作用する力や変形量を計算できるとともに、部材の設計方法や構造物の安定性に関する検討方法を理解し、説明することができる。
(C)システム・計画技術の習得
コンピュータを活用しつつ、自然環境の保全を考慮して、農山村の生活・生産空間を整備するに当たって必要となる基礎的知識・技術を身につける。具体的には地域環境情報の利活用や、自然環境の構成要素や自然環境と生活・生産との関係などを理解するとともに、中山間・平地の土地利用計画、保全方法を習得し、説明することができる。
(D)地域に貢献できる能力の育成
地域の特徴を理解した地域活性化の計画を立案し実施するための基礎的知識を身につける。具体的には農業・農村の多面的な機能や、環境保全と農業との関連を理解するとともに、地域における生活交通のあり方、農村と都市との交流に関する基礎的知識を習得し、説明することができる。
(E)国際性の育成
これからの農業の発展と自然環境の保全について我が国さらには地球規模の視点から問題を把握し、解決を図るために必要な基礎的知識や素養を身につけて、議論することができる。
(F)技術者の社会的責任
F-1 技術者の倫理感
技術者に求められる倫理を理解することで、技術者の社会的責任を認識し、議論することができる。
F-2 技術者の継続的自己研鑽
技術の進歩に対して生涯学習の重要性を認識し、技術者としての確固たる自覚を継続的に持つ必要性を理解して、議論することができる。
学習・教育目標(2015年度入学生まで適用)
(A)総合的技術力の習得
- 自主的かつ総合的な見地から解決すべき課題を見いだすことができる。
- 探求した課題の解決プロセスを構築できる。
- 課題の解決過程において論理的な思考ができる。
- チームで作業を進めるに際し、組織全体の活動のなかで個人の責任を認識し、期待される役割を果たすことができる。
(B)専門工学知識の習得
- 専門工学の知識・技術を習得するための基礎となる数学、自然科学、情報技術に関する知識を身につける。
- 水の有効利用を行うための水環境の整備・計画に必要な基礎的知識・技術を身につける。具体的には河川や水路における水の流れに関する基本的な知識・理論を習得するとともに、生物共生と水環境との関係、水田・畑地における水利用などを理解する。
- 農地等の基盤整備の計画・設計・実施を行うに当たって必要な基礎的知識・技術を身につける。具体的には農業における土の役割、土の工学的性質、土地の生産的機能などについて理解する。基本的な測量技術を習得する。
- 農業用土木施設の設計・施工を行うに当たって必要な基礎的知識・技術を身につける。具体的には力や変形を考える能力を身につけるとともに、部材の設計方法、構造物の安全性に関する検討方法を習得する。基本的な測量技術を習得する。
(C)システム・計画技術の習得
- 自然環境や自然空間の保全を考慮しながら農山村の生活・生産空間を整備するに当たって必要となる基礎的知識・技術を身につける。具体的には自然環境の構成要素や、自然環境と生活・生産との関係などを理解するとともに、中山間・平地の土地利用計画、保全方法を習得する。
- 農山村生活・生産空間をより豊かにするために必要な地域情報ネットワークを形成するための基礎的知識・技術を身につける。具体的にはコンピュータの基礎的な活用方法を身につけるとともに、地域情報ネットワークシステムの基本を理解する。
(D)地域に貢献できる能力の育成
地域の特徴を理解した地域活性化の計画を立案し実施するための基礎的知識を身につける。具体的には農業・農村の多面的な機能や、環境保全と農業との関連を理解するとともに、地域における生活交通のあり方、農村と都市との交流に関する基礎的知識を習得する。
(E)国際性の育成
これからの農業の発展と自然環境の保全について我が国さらには地球規模の視点から問題を把握し解決を図るために必要な基礎的知識・素養を身につける。具体的には専門分野における英文の基礎的読解力を身につけるとともに、外国における農業・農地開発を理解する。
(F)技術者の社会的責任
- 技術者に求められる倫理を理解するとともに、技術者の社会的責任を認識することができる。
- 技術の説明責任が果たせるようコミュニケーション能力を身につける。自ら解決した課題を明晰な文章で表現するとともに、わかりやすいプレゼンテーションを行うことができる。
- 技術者としての確固たる自覚を持ち、技術の進歩に対して生涯学習の重要性を認識し、継続的に努力することができる。