教員紹介
生物学科 生態環境コース
東 信行 教授
AZUMA Nobuyuki
専門分野:
生態学・保全生態学
- キーワード:
- 魚類
- 鳥類
- 捕食―被食
- 渡り・回遊
- 微量元素
研究内容
1.野生動物の保全・管理及び生息環境評価
鳥類や魚類を主な対象として、基礎的な生態から保全、さらには管理に関する研究を行っています。
里山環境や湿地草原、河川・溜池・水路などヒトとのかかわりが強いフィールドが多いです。河川環境では河川構造や人工構造物および魚道の研究もしています。環境DNAの技術も利用します。
- 鳥類:フクロウ、オオタカ、ノスリ、チゴハヤブサ、チュウヒ、カワウ、アオサギ、ゴイサギ、カンムリカイツブリ、オオセッカ、コジュリン、オオヨシキリ、コヨシキリ、ニュウナイスズメ、カラス類など
- 魚類:(淡水)カジカ大卵型、ハナカジカ、メダカ、エゾウグイ、ヤリタナゴ、ワカサギ、ニホンウナギ、オオクチバス、ブルーギル、淡水魚類群集
(海)シロギス、砂浜生態系群集、自然再生海岸魚類群集、青森県近海底魚群集 - その他:ハタネズミ、カワネズミ、アライグマ、ヤマトシジミ、ナメクジウオ、ヨシ原・水田昆虫群集
2.鳥類・魚類の移動回遊履歴や生息場選択
生体内元素分析・安定同位体分析(鳥類の場合は羽毛)などを利用した移動履歴推定とGPS発信機・ジオロケーターなどを利用した鳥類の移動追跡や生息場所利用の解明
- 鳥類:フクロウ、ノスリ、カラス類、ゴイサギ、オオヨシキリ、コヨシキリなど
- 魚類:(淡水)ヤリタナゴ、ウグイ、エゾウグイ、サクラマス(海)マダラ、マイワシ、カレイ類
- その他:スカシバガ類、ヒゲナガカワトビケラ
3.魚類の行動や気候適応
発光魚であるヒイラギの光パターンやメダカの気候適応、群れ行動・採餌行動などに関する行動生態
- ヒイラギ、メダカ、ヌマチチブ、マイワシ、淡水カジカ類
2023年2月26日 更新