県産干しナマコのネット販売を7月から試験的に開始
弘前大学ナマコ研究センターは今年7月から、中国での本県産干しナマコのインターネット販売を試験的に始めます。中国側のネット事業者と提携する形を取り、ホームページでは日本で生産される干しナマコが天然ものであること、衛生管理を徹底していることを強調し、本県産については「黒金剛」という商品名で浸透を図ります。
5月30日には、ラ・プラス青い森にて、青森市の漁業団体や食品企業などでつくる「あおもりナマコブランド化協議会」(会長:澁谷長生弘前大学教授)の本年度1回目の会合が開かれ、澁谷会長が海外での販路拡大策として明らかにしました。この会合では、ナマコを活用した試作商品として、ナマコ粉末を混ぜ込んだラーメンも披露され、出席者からは「歯触りがよく、話題性に期待できる」などの声が聞かれました。
東奥日報平成26年5月31日掲載
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