2017年10月12日 | ニュース 生物共生教育研究センター

 この度、藤崎農場に勤務する技術職員の藤田知道氏および佐藤早希氏による技術業績『リンゴのブランド化戦略による農場の多面的機能強化』が、全国大学附属農場協議会から平成29年度全国農場技術賞を受賞しました。
 受賞は平成29年9月28日の東奥日報、及び9月30日の陸奥新報で紹介されました。
 本農場では、果肉まで赤い「紅の夢」や強い甘味と蜜の多さが特徴の「こうこう」等を開発、栽培技術を研究・確立し、紅の夢では「紅の夢普及推進委員会」を立ち上げ、自治体・生産者と連携して普及に努めるほか、こうこうでは研究で判明した「収穫後15日以内が特に美味しい」という特徴を生かして贈答品「逸品こうこう極」を商品化し、生産者の収益確保に向けた販売モデルの提案を行ってきました。
 更に、リンゴジュースの絞りかすや木炭化したリンゴの剪定枝を堆肥に使うことで高品質の野菜生産につなげ、廃棄物ゼロを目指す「ゼロ・エミッション」の確立に向けた挑戦も行っています。
 そうした活動がこの度、技術業績『リンゴのブランド化戦略による農場の多面的機能強化』として評価され、受賞致しました。
 今後も、産学官連携の取り組みに力を入れると共に、地域のニーズをくみ取って還元できる農場であるべく、更なる活動に努めてゆきます。 

 

2017年9月28日 東奥日報掲載

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2017年9月30日 陸奥新報掲載

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