学部案内
農学生命科学部の概要
農学生命科学部で学ぶこと。
弘前大学農学生命科学部では、生物資源の開発・利用を図るため、環境調和型の農学やバイオテクノロジーについて学ぶことができます。
また、ライフサイエンスの専門的基礎学力を備え、次世代の生物関連産業創成にむけて、生命のしくみを解明するための学際的、総合的能力を身につけることを目的とします。
さらに、豊かな地域環境づくりに貢献できる、倫理観に満ちた国際性豊かな社会人となることを目指して、自ら課題を設定し、解決できる資質と力量を培います。
学部長あいさつ
本学部は1997年に旧農学部を母体として、理学系の生物学・生命科学分野との融合を目指し、発足しました。四半世紀の時を経て、当初の目的とした理農融合が進化してきていると感じています。各学科のコアカリキュラムの充実に加え、他学科教員が行う講義を選択して受講できることから、幅広い学習機会を得られるような編成となっています。20世紀以降に顕在化した、人口増加に伴う食料生産問題、地球温暖化や生物多様性の劣化をはじめとする環境問題に対応できる人材育成を目指し、最新の研究成果をもとにした教育を充実させており、結果として就職先の選択肢も多様化しています。
世界は上記のような地球問題に対して、SDGs「持続可能な開発目標」を掲げ、我が国においても積極的な取り組みを開始しています。しかしながら、食料問題、カーボンニュートラルや自然環境問題は喫緊の課題としての認識はあるものの、問題解決の困難さから明確な解決に至っていない現状があります。農学生命科学はこれらの問題を解決すべく、イノベーションを起こす分野として期待されています。2021年度まで進められてきた「戦略1取組3」というプロジェクトはこのイノベーションを地域との協働から創出することを意識し、多数の研究テーマを立ち上げることができました。この萌芽を結実させるべく取り組みを進めているところです。
弘前大学農学生命科学部が所在する弘前市や周辺地域では、とても質の高いりんごをつくり、生産量も日本一です。また、弘前城をはじめとする桜の美しさも日本屈指と称され、その維持管理の技術はりんご生産とも深い関係があります。周辺の自然環境に目を向けると、西には世界自然遺産である白神山地と印象的な岩木山、東には十和田八幡平国立公園に含まれる八甲田山を見ることができます。さらに青森県は日本海、陸奥湾、津軽海峡そして太平洋という、性質の異なる海から与えられる豊かな海の幸も身近で、そして多様な自然や生物とふれあうことができる環境にあります。2018年にはそれまでの白神自然環境研究所を学部附属の白神自然環境研究センターとして再編し、自然環境の教育・研究などを一層充実させております。
21世紀のこれから、そして22世紀に向けた農学や生命科学、地球環境問題、地域活性化のプロフェッショナルになる意欲と熱意を持ったみなさんに、充実した教育研究環境を提供できるように教員・職員が全力で対応しています。
弘前大学農学生命科学部長 東 信行
住所・交通アクセス
所在地 | 〒036-8561 青森県弘前市文京町3 |
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平日夜間(17:00~20:00) 土・日・祝日及び本学休業日(8:30~17:00)
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土・日・祝日及び本学休業日(17:00~翌朝8:30)
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