2014年12月25日 | ニュース 分子生命学科

 分子生命学科の殿内暁夫准教授の研究グループが、従来同じ種類とされてきた黄色と緑色のムキタケが別種であることを発見しました。ムキタケは全国に分布する食用きのこで、「白神キノコの会」の会員から別種ではないかとの指摘を受け、2011年に研究を開始しました。菌学的解析と遺伝子配列を用いた分子系統解析によって、別種であると裏付けがとれたことから、緑色のタイプを「オソムキタケ」と名付けることを「日本菌学会会報」に提案しました。

 論文の著者のひとり、農学生命科学研究科2年の斎藤輝明さんは、「青森県だと特にムキタケの名前を知っている人が多い分、名付ける責任は重いなと思った」と語り、殿内准教授は「地域の知識レベルを上げることができ、COCへの貢献になったのでは。これからも研究を続けることで、弘大発のキノコの名前ができるかもしれない」と期待を寄せています。

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26.12.18東奥日報

2014年12月18日 東奥日報掲載

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26.12.22陸奥新報

2014年12月22日 陸奥新報掲載

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