笹部准教授がJPR論文賞を受賞しました!!
生物学科 笹部美知子准教授
【日本植物学会 JPR論文賞BestPaper賞】 (平成28年9月17日受賞)
受賞論文:The carboxyl-terminal tail of the stalk of Arabidopsis NACK1/HINKEL kinesin is required for its localization to the cell plate formation site.
著者:Michiko Sasabe, Nanako Ishibashi, Tsuyoshi Haruta, Aki Minami, Daisuke Kurihara, Tetsuya Higashiyama, Ryuichi Nishihama, Masaki Ito, Yasunori Machida
掲載誌:Journal of Plant Research vol.128 p.327-336(2015)
植物細胞の分裂は、その最後の過程で微小管を主成分とする細胞質分裂装置の中で細胞板が形成され、それが遠心的に拡大することにより完了します。受賞論文は、細胞板形成における必須因子NACK1キネシンの局在と機能にN末端側のモーター領域に加えて、C末端領域に重要な役割があることを明らかにしたものであり、細胞板形成の分子メカニズムに関する理解を深めた優れた論文との評価を受けました。
詳しくは日本植物学会のウェブサイトへ