2018年12月06日 | ニュース

 殿内教授のグループは白神山地のブナ樹皮から極めて珍しいアルマティモナス門細菌を発見しました。

 発見した細菌はこれまでに知られていない特異な構造をしており、目レベルで新規な細菌であったため、同グループはこの細菌を新属・新種Capsulimonas corticalisと命名し、合わせて上位分類階級に新科Capsulimonadaeae、新目Capsulimonadalesを創設しました。

 白神山地から目レベルで新規な細菌が発見されたのは今回が初めてであり、これらの研究成果は国際誌International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiologyで報告されます。

 現在、殿内教授は同学部の吉田孝教授と共同してその細菌の粘質層を構成する多糖を化粧品素材などに応用可能かどうかを検討中です。

 

 以下は、新聞へ掲載された内容です。

 

 

平成30年11月17日 朝刊1面 陸奥新報
上記の画像は当該ページに限って陸奥新報社が利用を許諾したものです。無断転載はできません。