教員紹介

国際園芸農学科 食農経済コース

石本 雄大 准教授

ISHIMOTO Yudai

専門分野:
国際フードビジネス分野

  • キーワード:
  • 地域ブランド
  • 在来作物
  • 伝統食品
  • 食文化
  • 少子高齢化

研究内容

青森県の少子高齢化地域やアフリカ熱帯地域において以下の研究に取り組んできました。

①在来作物・伝統食品の地域ブランド構築・向上に関する研究

日本の地方では、少子高齢化や地域経済の停滞といった負の連鎖があります。地域ブランドは、地方に経済的観点のみならず、人材確保・情報発信・地域づくりといった多角的な観点から貢献しうるものです。そこで、受け継がれてきた農林水産業や食文化を地域資源と位置づけ、それらの過去・現在を把握し、地域ブランドとして構築・向上する方策を検討しています。

例えば、在来作物は各所の自然や食習慣にあわせて栽培・加工され、食べられてきました。こういった地域に根差した食資源にかかわる産業の現状や課題を理解し、その活用方策を議論しています。


②食農や地域社会に関わる課題や対応を検討する研究

食や農、地域社会にかかわる問題は、複合的な背景を抱え、分野横断的に幅広い視野で理解することが不可欠です。これまで、食料安全保障、環境問題、少子高齢化を研究対象に、原因および対応策について論じてきました。

アフリカ半乾燥熱帯域では、降雨変動が大きく食料生産が不安定であり、特に農村部に暮らす子供の栄養不良が課題です。そこで、食生活の理解から栄養摂取問題を把握し、改善法を検討しています。

②食農や地域社会に関わる課題や対応を検討する研究②食農や地域社会に関わる課題や対応を検討する研究

2025年5月26日 更新
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