教員紹介

国際園芸農学科 園芸農学コース

松﨑 正敏 教授

MATSUZAKI Masatoshi

専門分野:
家畜飼養学

  • キーワード:
  • 反芻家畜
  • 代謝的プログラミング
  • 飼料資源開発
  • 持続可能な食肉生産

研究内容

反芻家畜を対象とした家畜飼養学、成長生理、産肉生理、飼料の研究を行っています。反芻家畜のゲップがメタンを含んでいるため、地球温暖化の悪者にされがちですが、彼らはわれわれ人類が食べられない草だけで畜産物を生産することが可能です。しかも彼らの食べる草の生産は地表に炭素を蓄積して、豊かで健康な土壌を生み出し、温暖化を食い止める大きな可能性を占めています。反芻家畜はまた、われわれ人類の食料生産の過程で産出される農産副産物や食品残さを飼料として利用することが可能です。また、反芻家畜は独特のルーメンと呼ばれる大容量の消化管の中に大量の微生物を棲まわせて、Win-Winの共生関係を築いています。私たちは、反芻家畜のポテンシャルを活かした持続可能な食料生産につながる研究を進めています。

非可食有機資源からの畜産物生産
アップルラム
小さく産ませて、霜降りに育てる
霜降り体質になるタイミング、スイッチを探せ!

2023年9月30日 更新
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