教員紹介

食料資源学科 食料生産環境コース

管原 亮平 助教

SUGAHARA Ryohei

専門分野:
昆虫生理学, 昆虫機能利用学

  • キーワード:
  • トノサマバッタ
  • RNAi
  • 体色制御機構
  • 昆虫食

研究内容

環境昆虫学研究室の日常

当研究室では主にトノサマバッタを対象として研究しています。さまざまな系統のトノサマバッタを多数飼育しており、当研究室の規模でバッタを飼育している研究室は世界でもかなり限られていると思います。バッタへの給餌や食草の採集は、当番制のチームプレイで行います。また、最近はバッタ以外にも、学生の興味や社会的要請に応じてさまざまな昆虫を飼育して研究に使っています。学生のやる気次第で思う存分研究活動に打ち込むことができ、生物学的に新規の知見を生み出すことができる環境です。

研究内容や研究手法

バッタの生物学を中心に研究していますが、外部からの相談事案も多くあるため、昆虫に関する多様なことを扱っています。昆虫食に関する基礎研究・商品開発にも取り組んでいます。したがって、企業や大学、研究機関と協調して多様なプロジェクトに携わる機会が多いです。害虫防除に関する相談を受けることもあります。私の元々の専門が、遺伝子などを扱う分子生物学ですのでミクロな世界を扱うことが多いですが、最近は環境と昆虫の生理学的な関係を調べたり、分析化学的な分野やフィールドワークにも取り組んだりすることが非常に増えてきました。タコツボ化せず広い視野で学ぶことができる研究室です。

研究活動を通して身に付くもの

当研究室の手法を身につければ、生物学的に価値のある知見を生み出し、あるときは社会課題を解決することができると思います。まずは自分の専門を確立し、それを中心に重なりあう分野を足がかりにして専門や知識を広げていけば、日常がとても楽しいものになると思います。必然的に、論理性思考や英語、プロジェクトマネジメントも身に付くと思います。真剣に研究活動に取り組むと絶対にお得です!

2023年6月26日 更新
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