2021年07月12日 | トピックス

 7月8日(木)、第110回日本学士院賞を受賞された弘前大学名誉教授 佐野輝男氏(受賞時:農学生命科学部 教授)が佐々木農学生命科学部長、加藤事務長と共に、福田学長へ受賞の報告を行いました。

 第110回授賞式はコロナ禍のため1年延期され、令和3年6月21日に、日本学士院会館において、天皇皇后両陛下ご臨席のもと、挙行されました。

 佐野名誉教授から、授賞式当日の模様及び授与された賞記・賞牌についての説明があり、福田学長から、今回の受賞題目である「ウイロイドに関する研究」に対する質問とともに、「日本学士院賞受賞は弘前大学で初めてであり、宝である」と称えられました。

 これに対し佐野名誉教授から、共同研究者とともに引き続き研究を継続していきたいと、更なる意欲を見せていました。

 

佐野輝男名誉教授からの受賞コメント

 令和3年6月21日、東京(上野公園)の日本学士院で天皇皇后両陛下ご臨席のもと第110回及び111回日本学士院賞授賞式が行われました。私は第110回(令和2年)の受賞者でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために授賞式が一年延期され、今年度(第111回)の受賞者と一緒の受賞になりました。

 授賞式当日は、前日までの緊急事態宣言が解除されたもののまん延防止等重点措置が発令されている状況でしたが、関係者の皆様のご配慮により、ゆったりとしたスペースで安心して授賞式を楽しむことができました。式の後、本来は両陛下に直接、受賞対象となった研究の概要をご説明させて戴くのですが、今回は感染防止のためビデオでのスライド資料説明となり、その撮影が行われました。一人2分間の時間制限に苦心いたしました。

 これまで研究を支えていただいた弘前大学と研究室の関係者の皆様そして共同研究者の皆様に心から御礼申し上げます。

 

 

日本学士院ホームページ

【受賞報告】 本学部佐野輝男教授が2020年度日本学士院賞を受賞しました