2021年09月14日 | トピックス

弘前大学農学生命科学部は,令和3年9月1日(水)に令和3年度戦略1プロジェクト『国際競争力のある青森ブランド食産業の創出に向けた“青森型地方創生サイクル”の確立(取組3)』中間報告会を開催しました。

弘前大学は,北東北地域の総合大学の一つとして,「地域活性化の中核的拠点」の役割を追求していくことを基本とし,食,健康,再生可能エネルギー,環境,被ばく医療を本学の重要な戦略分野に位置付け,地域資源を活かした教育研究を推進し,働く「場」の不足,労働力人口の減少,平均寿命が全国最下位などの喫緊の地域課題の解決に向けたイノベーション創出と「地域創生人財」の育成を目指しています。

今年度も昨年度と同様に,新型コロナウイルス感染拡大防止対策として,ビデオ通話が可能なMicrosoft Teamsによるオンライン開催となりました。

報告会では,吉澤篤理事(企画担当)の挨拶の後,今年度実施している中核事業及び公募事業54件の研究課題について,研究計画の実施状況や,戦略1事業の指針に沿った成果,共同・受託研究の受入状況などについて報告が行われました。本学教職員約80人が参加し,生産,環境,新品種開発,食品・未利用資源,スマート農業,流通,農工連携,地域連携の各分野の研究内容に耳を傾け,各課題の進捗・達成状況について情報共有を図りました。