2022年11月11日 | トピックス

ニュージーランド大使館,同国リンカーン大学のほか,リンゴナシ協会,プラント・アンド・フード国立研究所の御一行 計7名が,令和4年10月19日,20日に本学部を来訪されました。

リンカーン大学は,ニュージーランド南島クライストチャーチ郊外に所在する国内3番目に古い大学であり,南半球最古の農業学校です。学生数は約4,500名,敷地面積は約4,000haで農業科学・生命科学部,生態保全学・生態学部,農業ビジネス商学部,環境・社会・デザイン学部の4学部で構成されています(参考までに本学部附属農場二つ足した面積は約50ha強です。)。

今回の訪問は国際連携本部協力の下,主にリンカーン大学農業ビジネス商学部と本学部との学生交流や研究者交流の在り方について意見交換を行いました。その後,リンカーン大学ヒュー・ビグズビー学部長,プラント・アンド・フード国立研究所ジム・ウォーカー博士及びジョロン・ダイアー博士による特別講演が行われました。講義室は多数の学部学生・研究科学生が聴講に訪れ,最後の質疑応答では活発な質疑応答がなされました(通訳いただいた佐藤孝宏先生ありがとうございました。)。

その後,一行は本学部研究施設や研究室を訪問され,翌日は藤崎農場で伊藤教授による本学育成リンゴや栽培方法のほか,伊藤教授自身の研究課題である高二酸化炭素・高温の影響下におけるリンゴ樹の影響について説明されました。

今回の訪問を皮切りに,今後の教育・研究に関する交流の発展が期待されます。