2008年08月16日 | トピックス ニュース

農林水産省の「立ち上がる農山漁村ー新しい力」として選定

「清水森ナンバ」というのは、香り、辛み、甘みに独特な特徴をもつ弘前在来のトウガラシです。特に糖度が国内産トウガラシで一番高いという津軽藩祖「津軽為信公」が京より持ち帰り広めたとされています。近年は顧みられることがなく、他種との交雑によって純正種の維持があやぶまれていましたが、生産者、農協、青森県、弘前市、本学部との間の地域連携によって設立された「在来津軽清水森ナンバブランド確立研究会」によってブランドとして確立・商標登録されました。本学部では磋硪紘一前教授(監修・栽培研究)、渋谷長生教授(コーディネーター)、石川隆二准教授(系統研究)、本多和茂准教授(栽培研究)が、それぞれの専門を活かして「清水森ナンバ」のブランドの確立に関わってきました。そのことが認められて農林水産省の「立ち上がる農山漁村ー新しい力」部門の事例として選定されています。また、農林水産省と経済産業省から「農商工連携88選」にも認定されました。

なお「清水森ナンバ」は津軽藩ねぷた村青森県特産センター東京店で販売されています。