2019年05月15日 | トピックス

 このたび,平成30年12月6日に部局間交流協定を締結した,大韓民国国立忠北大学校農業生命環境大学の史 東珉 学部長(植物資源環境化学部・教授),張 金一 副学部長(食品生命畜産科学部・教授),禹 仙熙 協力教員(植物資源環境化学部・教授),李 鍾榮 行政室長,林 晩燮 行政室チーム長の5氏が,令和元年5月8日(水)~12日(日)の日程で来訪しました。
 国立忠北大学校は,韓国の国立大学(14校)の一つで,忠清北道で唯一の国立大学であり,同大学の設置は農学部から始まっており,リンゴ研究を中心とした農学研究分野に強みがあり,地域社会への貢献とグローバルな人材育成を精力的に行っている大学です。
史学部長らは,9日に佐藤学長,佐々木農学生命科学部長をそれぞれ表敬訪問し,大学間交流を視野に入れた今後の連携について意見交換を行いました。また,農学生命科学部において研究セミナーが開催され,禹教授から「韓国国立忠北大学の紹介およびソバ研究について」,張副学部長から「韓国国立忠北大学農学生命環境科学部の紹介と最近の食品加工研究について」,史学部長から「持続可能な農業生産性を高めるための土壌有用内生細菌の潜在性」と題して発表が行われました。
 また,本学藤崎農場,青森県産業技術センター弘前工業研究所を視察し,研究交流を深めるとともに,りんご公園,白神ビジターセンター等を見学し弘前の自然・文化にも触れました。
 同大学は,12学科で構成されており,本学部の全学科と交流が可能であると考えられ,今後は,共同研究を含めた研究交流を深めるとともに,セミナー等を通じた学部学生及び大学院生の交流を視野に入れた具体的な検討を進めていく予定です。

 

学長表敬訪問

学長室にて

研究セミナーの模様

農学生命科学部校舎前にて

藤崎農場の視察

 

青森県産業技術センター弘前工業研究所の視察

りんご公園の視察

りんご公園の視察