2020年03月10日 | トピックス

 弘前大学は北東北地域の総合大学の一つとして,「地域活性化の中核的拠点」の役割を追求していくことを基本とし,食,健康,再生可能エネルギー,環境,被ばく医療を本学の重要な戦略分野に位置付け,地域資源を活かした教育研究を推進し,働く「場」の不足,労働力人口の減少,平均寿命が全国最下位などの喫緊の地域課題の解決に向けたイノベーション創出と「地域創生人財」の育成を目指しています。
 このたび,農学生命科学部が中心に取り組んでいる戦略1プロジェクトの活動内容並びに岩手大学農学部が実施している地域貢献事業,山形大学農学部における地域活性化への取り組みや成果について,最新情報を共有し情報交換することにより,今後の更なる地域への貢献に資する事を目的として,令和2年3月4日,弘前大学コラボ弘大八甲田ホールにおいて講演会「岩手大学,山形大学,弘前大学の地域活性化事業の展望」を開催しました。
 講演会では,吉澤企画担当理事からの挨拶に続き,石川隆二総括リーダーから弘前大学の戦略事業の活動状況および展望について報告があり,続いて,岩手大学高畑義人名誉教授から,岩手大学農学部が実施している地域貢献事業とその成果について,山形大学片平光彦教授から,山形大学農学部の地域活性化に関する取り組みや実施体制等についてご講演いただきました。
 参加した学内関係者約30名は,両大学における人材育成事業やそれを取り巻く現状,企業や自治体との共同研究開発などの取り組み等について理解を深めるとともに,活発な意見交換を行いました。

挨拶する吉澤企画担当理事

弘前大学石川戦略1総括リーダー

講演する岩手大学高畑名誉教授

講演する山形大学片平教授