【国際交流】タイ王国 タイ国立パヤオ大学エネルギー環境学部との部局間交流協定を更新しました
弘前大学農学生命科学部は,2018年8月6日に締結されたタイ国立パヤオ大学エネルギー環境学部との部局間交流協定を,2023年8月6日に更新しました。この更新協定は,書面での交換によって行われ,東 信行 農学生命科学部長とTorpong KREETACHATエネルギー環境学部長が協定書に署名しました。
パヤオ大学はタイ北部に位置し,社会科学系が5学部、健康科学系が7学部、科学技術系が6学部の計18学部から構成されています。エネルギー環境学部では,土壌・水質・大気などの汚染に関する研究,再生可能エネルギー源である太陽光やバイオマスの利用に関する研究,そしてカーボンフットプリントに関する研究が行われています。
2018年には,両学部間の友好親善と教育・研究の交流を促進するために,5つの項目に関する協定が締結されました。これまでに,計5名の教員が弘前大学農学生命科学部を訪れ,2020年には国際シンポジウムが開催され,パヤオ大学との共同セッションが行われました。現在,エネルギー環境学部から本学部に1名の博士課程学生を受け入れています。
今回の部局間協定の更新により,留学生の受け入れや学生派遣などの人的交流,共同研究の発展が期待されます。