農業土木コースへの所属、卒業要件など

(1)卒業要件

農業土木コースを卒業するためには、以下の単位の取得が必要です。

教養教育科目 34単位以上
専門教育科目 90単位
合計 124単位以上

(2022年度以降の入学生)

上記の教養教育および専門科目の単位を取得することで、JABEE認定技術者教育プログラムの修了生として認められます。

(2)教養教育で履修すべき科目

基礎ゼミナール 2単位
地域学ゼミナール 2単位
英語(A)(B)(C)(D) 8単位
ローカル科目 2単位
グローバル科目 2単位
データサイエンス科目 2単位
社会・文化 2単位
人間・生命 2単位
自然・科学 2単位
キャリア教育 4単位
適宜修得単位 6単位

※適宜修得単位とは、各科目の必要単位数を超えて修得すべき単位です。

(3)3年次の農業土木コース所属

地域環境工学科では3年次から農業土木コース、農山村環境コースに分かれます。両コースとも特に定員はありません。

JABEE認定技術者教育プログラムである農業土木コースへの進級は、クラス担当教員との学生面談を通じ、農業土木プログラム教員連絡会議で決定されます。所属後は当コースで2年間の履修期間が必要です。

2年次以降は学期ごとに「学びの記録」を用い、取得科目の評価(秀、優、良、可)に基づき各自でGPAを算出します。この結果と希望をもとに、所属や今後取得すべき科目を指導教員と相談しながら決めます。

(4)コース所属者の移籍

3年次の初めに決定した所属コースの変更は認められません。

(5)3年次後期の卒業研究の着手条件

卒業研究着手の条件は、両コース共通で以下の通りです。

  1. 教養教育科目は、3年次前期終了までに30単位以上取得していること。
  2. 専門科目は、3年前期終了までに54単位以上取得していること(自主科目は含まず)。

3年次前期までに修得すべき専門科目71単位のうち多くを取得していない場合、卒業までに1年6か月で卒業できない可能性があります。卒業研究の指導教員は両コース共通で選択します。

(6)JABEE認定教育プログラム修了

農業土木コース所属学生は、JABEE認定技術者教育プログラムの修了要件を確認後、卒業認定教授会で卒業認定と共にプログラム修了が確認されます。

このコース卒業生は技術士第一次試験が免除される修習技術者となり、卒業証書とは別にJABEE修了証書が発行されます。さらに、技術士補の資格を取得するために、日本技術士会へ登録申請が可能です。