藤崎農場
弘前大学農学生命科学部附属生物共生教育研究センター藤崎農場の施設外観。
弘前市の隣、藤崎町にあります。リンゴをはじめ、野菜や花など園芸作物を中心とした実習教育と研究活動を行っています。
特に、地域生産者との結びつきを大切にしながら、リンゴの生産現場で直接役立つ研究を中心に、気候変動など地球規模の問題に対処する研究にも取り組んでいます。また、次世代を担う特徴あるリンゴ品種の育成や普及に、地域と連携して取り組んでいます。
圃場(ほじょう)利用
手分けしてそれぞれの作業をこなす学生たち。
圃場はほとんどが果樹園か野菜畑で、その半分以上がリンゴ園です。主要なリンゴ品種はほとんど栽培し、めずらしい品種も数十品種保存しています。また、様々な仕立て方、様々な栽植密度のリンゴ園を用意しています。リンゴ以外の果樹も、教育研究上の必要から約10種類栽培しています。野菜畑は1ヘクタール程度ですが、学部教員の実験に使用するほか、学生の農場実習のため毎年約10種類の野菜を栽培しています。
歴史
昭和13 (1938)年 | 農林省園芸試験場東北支場が設立されました。 |
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昭和15 (1940)年 | リンゴ品種「ふじ」の元となる種子が播種されました。 |
昭和37 (1962)年 | リンゴ品種「ふじ」が品種登録されました。 |
昭和38 (1963)年 | 農林省の試験場が盛岡市に移転、その跡地に弘前大学農学部附属藤崎農場が誕生しました。 |
昭和58 (1983)年 | 新庁舎、加工舎および低温貯蔵庫が完成しました。 |
平成9 (1997)年 | 農学生命科学部附属藤崎農場となりました。 |
平成12 (2000)年 | 組織改編により、農学生命科学部附属生物共生教育研究センター藤崎農場となりました。 |
圃場案内図
アクセス・圃場情報
所在地 | 〒038-3802 青森県南津軽郡藤崎町藤崎字下袋7-1 アクセス |
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TEL | 0172-75-3026 |
FAX | 0172-75-5646 |
面積 | 敷地/14.2ha(東京ドーム約3個分) 建物/2391m2(うち管理棟976m2) |
気象 | 年平均気温10.2℃ 年平均降水量1,183mm |
根雪期間(平年) | 12月7日~3月28日 |
平均最深積雪 | 83cm |
藤崎農場所在地
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