白神自然環境研究所・弘前大学白神研究会は2016年10月15日(土)に公開シンポジウム
「自然史を学ぶ楽しみ」を開催する事になりました。
地域の動物相、植物相に関する我々の知識の多くは市民研究家(アマチュア研究家)
の活動によってもたらされたものです。当研究所のシンポジウムではこれまで、市民
研究家の活動や蓄積されている情報の大切さについて取り上げてきました。これまで
の議論の中で、市民研究家の高齢化、若手の人材不足などの問題も話題に上がってい
ました。
今回のシンポジウムでは、初心に帰って、自然史を学ぶことの楽しさ、そこから見
えてくる物事について、意見を交わします。また、新たな市民研究家を育成するため
に大学や博物館などの研究機関に何ができるか、彼らの活動を支援し活性化する方法
についても議論したいと思います。
場所:弘前大学農学生命科学部403講義室
時間:2016年10月15日 14:00-17:00 (開場は13:30からです。)
農生学部棟は12:00までは施錠しております。
【趣旨説明】 中村剛之(弘前大学白神自然環境研究所)
【講演】
大原昌宏(北海道大学総合学術博物館 副館長)
「 自然史を学ぶノウハウを伝える ーパラタクソノミスト講座の取り組みー」
岸本年郎(静岡県立ふじのくに地球環境史ミュージアム学芸員)
「地域で虫を調べる意義と楽しみ」
渡辺修(さっぽろ自然調査館)
「 自然史を楽しむ場とツールをつくる」
中村剛之(弘前大学白神自然環境研究所)
「地方同好会にも求められる変化」
【質疑応答、ディスカッション】
18:00- 懇親会 (会費2000円 (大学生以下500円))
農学生命科学部 203教室
※当日は19:00よりセキュリティーの為、施錠いたします。
懇親会のみ参加される方はそれより前に校舎内へお入りください(出ることはできます)
懇親会なども含めて参加自由です。お気軽にお立ち寄りください。
後援:青森県, 環境省東北地方環境事務所,林野庁東北森林管理局, 津軽昆虫同好会
お問い合わせ :〒036-8561 弘前市文京町3 弘前大学白神自然環境研究所
電話・FAX:0172-39-3707(中村)
E-mail hyama(@)hirosaki-u.ac.jp (山岸)