日時:2023年2月23日 13:30~16:50
会場:つがる市生涯学習交流センター「松の館」交流ホール
主催: 弘前大学農学生命科学部附属白神自然環境研究センター、新潟大学教育学部,北海道大学総合博物館
後援: 環境省東北地方環境事務所、青森県、つがる市、(一財)弘前市みどりの協会
入場無料,事前申し込みは必要ありません.
2017年に水生植物ガシャモク(絶滅危惧ⅠA類)が発見されたのをきっかけに,つがる市では湖沼群を中心とした豊かな自然環境がこれまで以上に注目されてきました.環境省によるモニ1000調査の実施,木造高校と弘前大学によるガシャモク育成事業活動,様々な調査研究活動が現在も進んでいます.今回は2017年に開催いたしました公開シンポジウムの第2回目となります.前回同様,つがる市を中心とした自然環境に関する研究紹介,ガシャモクにまつわる話など,また,木造高の学生さんによるガシャモク活動についても発表して頂く予定です.多くの方々に津軽半島の自然の現在(いま)を知って頂き,これからどのようにこの自然と暮らしていけばよいのか共に考えていくきっかけとなれば考えております.
〇弘前大学正門前(12時発)からの無料送迎バスを予定しています.
利用される方は必ず事前登録をお願いいたします.
⇒こちらから https://forms.gle/xkfKEYM6VUudBxJy9
※乗車人数には制限があります.定員になりましたらご登録を締め切らせて頂きます.
<スケジュールおよび話題提供者>
13:00 開場
13:30~13:35 開催挨拶および趣旨説明 山岸洋貴(弘前大学)
― 地元高校による希少植物保全の取り組みについて ー
13:35~14:00 木造高校におけるガシャ活報告 木造高校学生数名
― 津軽半島にまつわる自然,生き物のお話を話題提供いただきます―
14:00~14:30 首藤光太郎氏(北海道大学総合博物館)による水生植物のお話
「つがるの無名池沼,見つけた水草は希少,しかも多様」
14:30~15:00 志賀隆氏(新潟大学教育学部)による水生植物のお話
「水草を知り、水草を守ろう」
15:00~15:10 休憩
15:10~15:40 齋藤信夫氏(青森県自然環境研究会)による屏風山調査のお話
「ベンセ湿原24年間の変化とニッコウキスゲ」
15:40~16:00 秋山翔午氏(弘前大学農学生命科学部)による魚類のお話
「津軽地域における湖沼の魚類相」
16:00~16:20 工藤忠氏 (津軽昆虫同好会)による昆虫のお話
「屏風山を舞うチョウたち」
16:20~16:50 質疑応答や参加者による情報交換など
16:50 閉会
※新型コロナウイルス感染対策として,マスクの着用,手指の消毒等にご協力
くださいますようお願い申し上げます.
お問い合わせ先
弘前大学農学生命科学部附属白神自然環境研究センター
TEL&FAX:0172-39-3706
hyama@hirosaki-u.ac.jp
山岸まで