弘前大学 農学生命科学部附属 白神自然環境研究センター 白神山地で学び世界を見つめる

シンポジウム 未来へつなぐ~津軽半島の豊かな自然~ の開催について

地域のみなさま、もちろんお子様も。水草に興味がある方。津軽半島の自然に興味がある方。地域の自然と教育をつなげたい方など、どなたでもご参加いただけます。心よりお待ちしております。

日時 2017年 12月11日月曜日 17:00~ (およそ2時間程度を予定)
16:30開場 入場無料

会場 つがる市生涯学習交流センター「松の館」交流ホール
http://www.city.tsugaru.aomori.jp/sisetu/00001.html

つがる市で発見されたガシャモクとはどんな植物でしょうか?そしてガシャモクが生きる津軽半島にはどんな自然があるのでしょうか?このシンポジウムでは、5人の講師の皆様からガシャモクや津軽半島の自然についてわかりやすく、楽しく話題提供して頂きます。つがる市にお住まいの皆様をはじめ青森県の自然に興味をお持ちの皆様、ガシャモクについて知りたい皆様のご来場をお待ちしております。

講演者およびスケジュール

17:00~17:05 主催者挨拶

17:05~17:30 基調講演1
~「つがる市で発見されたガシャモクの価値・謎・今後の展開」~
新潟大学教育学部産学官連携研究員首藤光太郎博士

17:30~17:50  基調講演2
~「北九州市のガシャモク 衰退・再生そして今後」~
北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館 真鍋徹学芸員

17:50~18:05
~津軽における水草について~
津軽植物の会会員 石戸谷芳子さん

18:05~18:20
~「屏風山地域の湿原の現状と今後の課題—–ベンセ湿原を中心に—–」~
青森県自然環境研究会 斉藤信夫さん

18:20~18:30
~自然史研究がつなぐ郷土の自然~
弘前大学白神自然環境研究所 准教授中村剛之

18:30~
質疑・応答

問い合わせ先
弘前大学白神自然環境研究所 山岸
TEL & FAX 0172-39-3706
E-mail hyama@hirosaki-u.ac.jp

【弘前より会場へ向かわれる方】

弘前大学正門より無料送迎バスが出ます。【先着50名まで】
当日15:30正門より無料バスが出ます。このバスのご利用を希望される方は弘前大学白神自然環境研究所(TEL & FAX 0172-39-3706)まで12月8日まで必ずご連絡ください。お帰りは20:30ごろ正門に到着予定です。

※会場での飲食について
会場、ロビーでの飲食は禁止となっております。そこで会議室をご用意いたしました。そちらでお召し上がりください。また飲食物の販売はしておりませんが会場入り口向かいにコンビニエンスストアがありますのでそちらが便利です。大変申し訳ございませんが原則ゴミはお持ち帰られますよう、お願い申し上げます。

 

主催 弘前大学白神自然環境研究所、新潟大学教育学部、
環境研究総合推進費4-1705「湿地の多面的価値評価軸の開発と広域評価に向け
た情報基盤形成」研究チーム、

後援 環境省東北環境事務所、青森県、つがる市、津軽植物の会、青森県自然環境研究会

つがる市にて絶滅危惧種ⅠA類ガシャモクを発見 国内2箇所目の現存する自然個体群、国内の分布北限を大きく更新

つがる市の1湖沼において環境省が定める絶滅危惧IA類(CR)に指定された植物「ガシャモク(ヒルムシロ科)」が新潟大学教育学部 志賀 隆 准教授,首藤光太郎 研究員,市民グループ津軽植物の会,弘前大学白神自然環境研究所 山岸洋貴 助教による合同チームの調査によって確認されました。これまでの国内の北限とされていた場所を500km以上更新する新産地の発見です。またこれまで自然集団は福岡県北九州市の一湖沼のみで知られており、今や幻の水草となっています。

またこの発見を広く皆様に知っていただく為に2017年12月11日(月曜日)17:00よりつがる市生涯学習交流センター「松の館」交流ホールにて、公開シンポジウム「未来へつなぐ~津軽半島の豊かな自然~」を開催いたします。講師には、第一発見者である新潟大学教育学部の首藤光太郎氏のほか、北九州市においてガシャモクの保全活動に関わっていらっしゃる方などを招待し、ご講演していただく予定です。おおよそ2時間ほどを予定しており、入場無料です。事前申し込みも必要ありません。多くの方のご参加をお待ちしております。どうぞお越しください。

弘前大学資料館第16回企画展 「白神山地の豊かな自然とその変化」の開催

2017年9月4日から10月21日まで弘前大学資料館にて白神自然環境研究所主催「白神山地の豊かな自然とその変化」を開催します。主に研究所スタッフが撮りためた白神山地の写真や研究活動の紹介、研究内容の一部などを展示しております。入場は無料です。近くまでお越しの方は是非ともご覧ください。お待ちしております。

白神自然観察園 クマ出没の為、一般の入園は制限いたします。 2017年7月31日

弘前大学白神自然観察園(西目屋村川原平)周辺におきましてツキノワグマの目撃がありました(2017年7月30日)。周辺部でも同じように目撃例があり、また日中に人気のある管理棟付近をうろついていることから散策に来られた方との偶発的な接触が懸念されます。前回同様、当面の間、クマの行動を注視したく思いますので、一般の散策に関しましてやむ得ない場合を除いて立ち入りはご遠慮させていただきたく思います。安全面からの措置ですので、どうかご理解賜りますようお願い申し上げます。

研究等などで入園される際には、

1. 管理棟に立ち寄っていただき最新の情報を手に入れてください。また緊急時の対応の為、記帳をお願いいたします。
2. 園内は至る所視界が悪くなっております。鈴の携帯などクマに存在を示す措置をとって入園ください。
3. 複数人で行動するように心がけてください。

入園制限の解除あるいは今後の措置などは本HPなどでお知らせいたします。

白神山地のきのこ、データベース検索サイトを開設

弘前大学白神自然環境研究所では、白神山地で発生するきのこをデータベース化して検索できるサイトを新たに一般公開いたしました。現在186種のきのこを掲載しています。これはすべて西目屋村川原平にある白神自然観察園内で実際に発生が確認されたきのこの一部で、写真も園内で撮影されたものです。このDBは白神きのこの会(原田幸雄会長)のご協力のもと製作し、白神自然環境研究所より発刊している白神自然観察園のきのこが情報のベースになっています。今後も情報を増やし、より内容を充実していきたいと思います。みなさまにご活用いただければと思います。

※きのこの同定に関しては知識・経験が必要です。特に食毒に関しては安易な判断をせず、有識者から情報を得るなどして十分に注意してください。

白神自然観察園の入場制限解除のお知らせ 2017年7月20日 ⇒ 再度入場制限

ツキノワグマの出没のために6月27日より立ち入りをご遠慮いただいておりましたが、7月21日より利用を再開します。なお、クマの生息域であることから、十分に注意して遊歩道をご利用ください。

白神自然観察園(西目屋村川原平)における熊の出没&立ち入り制限につきまして 2017年6月30日 ⇒7月20日解除になりました。

弘前大学白神自然観察園(西目屋村川原平)周辺におきましてツキノワグマの目撃がありました(2017年6月27日)。周辺部でも同じように目撃例があり、また日中に人気のある管理棟付近をうろついていることから散策に来られた方との偶発的な接触が懸念されます。当面、クマの行動を注視したく思いますので、しばらくの間、一般の散策に関しましてやむ得ない場合を除いて立ち入りはご遠慮させていただきたく思います。安全面からの措置ですので、どうかご理解賜りますようお願い申し上げます。

研究等などで入園される際には、

1. 管理棟に立ち寄っていただき最新の情報を手に入れてください。また緊急時の対応の為、記帳をお願いいたします。
2. 園内は至る所視界が悪くなっております。鈴の携帯などクマに存在を示す措置をとって入園ください。
3. 複数人で行動するように心がけてください。

入園制限の解除あるいは今後の措置などは本HPなどでお知らせいたします。

白神自然環境研究所2017年オリジナルカレンダー

毎年好評を頂いておりますオリジナルカレンダーですが、2017年よりデジタルデータをH.P.にて公開することになりました。ご自由にダウンロードして頂き、お楽しみくだされば幸いです。

カレンダーはこちら→Shirakam_Inst

 

白神自然観察園 冬期閉鎖のお知らせ

白神自然観察園は2016年12月1日から冬季閉鎖になります。
なお,11月30日はトイレ等水道関係は利用できませんので御了承願います。
来季は,2017年5月2日を開園日として予定しております。

お知らせ⇒こちら

弘前大学白神自然環境研究所シンポジウム 「自然史情報と市民研究家の活躍」の開催につきまして

白神シンポ1

弘前大学白神自然環境研究所では、2016年3月4日に公開シンポジウム「自然史情報と市民研究家の活躍」を開催いたします。ご興味のございます方は是非ともご参加ください。事前登録は不要です。

地域の動物相・植物相についての情報、RDB 作成などの各種の自然保護施策を検討する上で必要な自然史情報の多くは市民研究家(アマチュア研究家)のボランタリーな活動によって収集,蓄積されたものです。これまで、各地の同好会や愛好会などの組織がこうした人々を束ね、会誌などを通して情報の交換、発信を行ってきましたが、生物多様性保全の重要性が広く認識されるようになった今日、残念なことに会員の高齢化や人材不足によって同好会等の組織の多くは存続が危ぶまれています。このシンポジウムでは、市民研究家がこれまで果たして来た役割と重要性について今一度考え、また彼らの活動を支援し活性化する方法についても議論したいと思います。

昨年度に行いましたセミナー「自然情報ネットワークを構築するには」の第2弾になります。

日時:2016 年3月4 日(金) 13 時00 分〜17 時00 分
場所:弘前大学創立50 周年記念会館みちのくホール
【趣旨説明】 山岸洋貴(弘前大学白神自然環境研究所)
【講演】 松本吏樹郎学芸員(大阪市立自然史博物館)
「博物館とアマチュア自然史研究家たち」
前田綾子研究員(高知県立牧野植物園)
「高知県植物誌とこれからの協働体制」
木村 啓 氏(津軽植物の会)
「津軽植物の会,53 年間の活動から」
大八木昭氏(下北自然学巣)
「「北のフィールドノート」的な自然誌探究」
中村剛之(弘前大学白神自然環境研究所)
「青森県の自然史研究団体今昔」
【パネルディスカッション】

後援 青森県, 環境省東北地方環境事務所,青森市森林博物館, 津軽昆虫同好会,
弘前大学白神研究会, 白神きのこの会 ほか

※連絡先:弘前大学白神自然環境研究所 中村剛之
E-mail: dhalma(@)hirosaki-u.ac.jp (@)は@です。
電話 & FAX:0172-39-3707

もしくは山岸洋貴
E-mail: hyama(@)hirosaki-u.ac.jp (@)は@です。
電話 & FAX:0172-39-3706

 

 

ページ上部へ戻る